うつ病はすぐに治療しよう【早めに治療して根治を目指す】

女医

周囲の協力が必須

頭を押さえる男性

周囲が気を付けること

うつ病の治療には、家族を始め会社の同僚や上司、友人など身近な人の協力が大切です。うつ病は、自分で症状があるのは自覚できますが、客観的に見た症状はまた違う場合があります。正確にうつ病の診断が出来るようにする為にも、周りの協力が欠かせません。治療を続けていくには、とても重要なことです。患者の周囲が出来ることというのは、まずはうつ病がどんな病気であるかを理解することです。うつ病は心の不調でもありますが、その原因は脳にあります。脳の病気なので、どんな症状があってどんな苦痛があるかはわかりにくいものです。患者は患者で、自分の頭の中では普段通りの自分に戻ろうと一生懸命頑張っているのですが脳内で分泌される物質が上手く機能しないことで、自分の思い通りにいかないのです。周りの目で見て、だらけているように見えても患者本人はどうにかしようと頑張っています。その頑張りを認めて受け入れることが大切です。頑張れというような言葉やだらけていると指摘することは、既に頑張っている患者を後ろ向きにさせてしまいます。心の負担が大きくなるので、言葉をかけてあげるとすれば自分のペースで苦痛を減らしていけば良いということを伝えれば十分です。

継続したケアが大切

うつ病の治療では、知っておくべきことがあります。うつ病の症状が出始めて、治療を始めれば三カ月から半年くらいで症状が改善することが多いと言われています。これは寛解状態というもので、完治したわけでは無く症状が改善した状態のことです。うつ病は、良くなったと感じたらまた調子が良くないと感じたりします。それを繰り返しながら徐々に回復していきます。寛解状態になったことを完治したと勘違いして、自己判断で勝手に薬の服用を止めたり通院をやめてしまうと再発のリスクが高くなることがあります。再発のリスクを少なくして、回復しやすくするためにも医師の指示通りの期間は必ず薬を服用して治療に努めることが大切です。もし、再発してしまったら、前回うつ病を発症した時はなぜ発症したのかを考えて、きっかけになった出来事や原因として考えられる環境などを振り返ってみることです。自分がどんなことに対して免疫が無いのか、知るとまた再発することを防ぐことが出来るようになります。もし再発してしまった場合は、すぐにまた治療を始めることが出来れば問題はありません。周りの人達にも、どんな症状が出たら再発なのかを確認し合っておくと、再発に気づきやすくなります。